butasan-ot’s diary

当事者と作業療法(OT)の視点で少しでもお役に立てることを届けていきます。

第53回 日本作業療法学会 報告

さて、東海道新幹線縦断の車窓よりこのブログを書いております。

 

そう、台風15号の影響は凄まじかったのです。

 

人間は自然災害には敵いません。

情報をキャッチし、無理をしないことが大切だ。

 

では、本題に戻ります。

今回は、各内容がどーのこーのというよりも

感じた想いを書いていきます。

 

日本作業療法学会への演題発表は今回が初でした。

ただ、他の全国学会なども経験していたので、そこら辺は緊張しなかった。

 

でも、自分の使命について忘れていたのではないかと痛感した学会になったのは間違いない。

 

大体、4年目から学会発表をし始めてきた。

バカの僕でも、毎年2~3学会の発表をこなしていれば、最低形にはなってくるものだ。

いや、なってくれないと対象者さんや職場のスタッフに申し訳ない。

 

よし、今年は作業療法学会だ!

と、準備を進めて来た。

当日ポスターセッションで多いとは言えはしないがいろんな方々とインタラクションさせて貰えたし、少しはGiFTできたと思った。

 

それでも、もっと多くの方に届けられている方や素晴らしい発表をされている方々がいる。

 

学会長の東先生や教育講演の竹林先生が言っていたように

作業療法の10年後を創る

 

ということが、僕には弱いのだ。

 

これはエビデンスを構築していくということだけではなく、

社会(当事者やご家族、支援者など)にとって本当に解決して欲しいことなのか?

ここが、足りないのだ。 

 

まったく考えていない訳ではないが、

薄いのだ。

 

日々、この視点でいるならばきっとより挑戦的に、創造的に支援を出来ているはず。

 

OriHimeの開発者である、吉藤オリィさんも言っていたが、

現場に行く、ニーズを知る

ことの重要性を伝えていた。

 

だからこそ、あんなに人の心を揺さぶるモノを届けられると思う。

 

オリィさんはご自身の使命を分かっているとも言ってた。

そこに気付いた人のパワーは計り知れない

 

そう、自分本意な視点では誰も目にも停めないし、使いもしない。

 

だからこそ、僕たちは

利他の心

で、突き進んで行かなければいけない。

(自分と心と体は大事にしつつ)

 

そうすれば、社会を少しでも変えるきっかけを作るかも知れない。

 

そして、発表したものを論文化する。

しなければ、自己満足で終わる。

記憶には残っても

記録には残らない 

 

論文にすることで、より多くの方に届けられる

社会への影響は大きい

 

出来ることから、行動で示そう

・わからないことを相談してみる

・論文を検索してみる

・論文の内容を理解して実践してみる

・事例報告をする

・自分が解きたいことを考えてみる(クリニカルクエスチョンからリサーチクエスチョンへ。PICOやPECOに当てはめてみる)

・県学会にエントリーしてみる

・研究に協力参加してみる

 

など

まずは出来そうなところから。

やるorやらない

1or0

の差はデカイ。

 

 

この記事が

1mmでも、みなさんのターニングポイントになれば幸いです。


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それでは