butasan-ot’s diary

当事者と作業療法(OT)の視点で少しでもお役に立てることを届けていきます。

挫折、同志、きっかけの場

僕は作業療法士を中心とした小さな勉強会を2014年から、外部の人も交えての形態では2016年から同志の2人と開始しています。

 

セミナー会社がやっているような大それたものではなく、身近な方々を中心に行っています。

 

今日はそこに至った経緯と概要について報告をさせて頂きます。

 

【目次】

  1. 作業療法への挫折
  2. 同志との出会い
  3. 作業療法を学術的に学び・実践するための勉強会

 

1:作業療法への挫折

作業療法とはリハビリテーションに携わる職種の一つでして、作業を通して人の健康と幸福を促進していきます。

 

詳しくは日本作業療法士協会のHPをご覧ください。

http://www.jaot.or.jp/about/definition.html

 

しかし、この定義は2018年に改訂されたものです。

作業療法の歴史から、作業療法士作業療法とは何か悩むことが多く、若手のころの自分もその中の一人でした。

 

僕の職場でも作業療法士のみんなが悩みながら奮闘していたと思います。

また、当時はPT(理学療法士)さんが圧倒的に多く、一緒に研修をしていたので、結構、運動療法が支援方法の選択肢になりやすかったです 

*決して運動療法を否定しているわけではありません。今でも運動療法が必要なクライエントの方に提供します。

 

そんなこんなで、未熟者の僕はOT(作業療法)なんぞやという悩みを職場の中だけでは解決できませんでした。

「PTとの違いはなんなんだろう?」

「手工芸や塗り絵をするからOTなのか?」

とかです。あるあるですね(笑)

 

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2:同志との出会い

そこで、同じ悩みを持っていた養成校時代の同級生と作業療法に関する勉強会を開始しはじめました。

この時、やはり「仲間」って大事だと心底感じました。

一人では知らなかった情報を多方向から共有でき、なかなか行かなかった研修会などに一緒に行き、同じモチベーションで向き合ってディスカッションしていけたことで挫折せずに済んだからです。

 

そこから、作業療法について深めるきっかけを作れました。

今では、ようやく作業療法のスタート地点に立てたのでは?と思える今日この頃です。

 

本当に感謝感謝です。

 

3:作業療法を学術的に学び・実践するための勉強会

そして、2016年からは、僕たちと同じように悩んでいる方々の悩みが解決できるきっかけづくりを少しでも出来ればと、「作業療法を学術的に学び・実践するための勉強会」という形で、お知り合いになった方々にも声を掛けて細々と活動しています。

 

こんな感じです

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この時代で、僕たちのやっている活動は超アナログですwww

大きな武器があるわけでもありません。

 

その中でも活動する意味は、同じ目線でリアルな時間を共有でき、人と成を知った繋がりができること。

これは肌身で参加者の方々の行動変容に働きかけられるのかもしれません。自分がそうであったように(根拠はないですが…)

 

少しは自分たちの活動も少ない範囲でお役にたてているのかと感じています。

 

ぜひ、リアルに繋がった人たちと、より一歩踏み込んだ部分への学びと実践に向かえられるように僕たちの勉強会を「きっかけの場」として提供したいですし、利用してほしいです。

 

 

おわりに

少しでも、作業療法という可能性に満ちた職業に挫折せずに、楽しんで欲しいと心から願っています。

 

そのために僕も精進していきます!!!



ちゃんちゃん♪