butasan-ot’s diary

当事者と作業療法(OT)の視点で少しでもお役に立てることを届けていきます。

コラボ企画①:自分の原点とは何だろう?

こんにちは、ぶたさんOTです。

 

この間、とあるきっかけからseiji-loveさんと一緒に医療的ケア児の支援に関する活動を始めました。

活動のきっかけに関してseiji-loveさんのブログで紹介していますので、ご覧ください。

 

そのブログ記事の対談にて、

「支援者になろうと思ったのか」という話がありました。

大変、興味深かくそれだけでも話が尽きなかったので、今回はそのことを少しご紹介していきたいと思います。

 

原点は何だろう?

 

対談の中でのキーワードがいくつかありました。

seiji-loveさんも私も障害当事者であり支援者側に立つ、立とうとしている者です。

 

ハンディーを抱え過ごしてきた人生の中で、seiji-loveさんは一緒に過ごしてきた方々との「突然の別れ」やその別れから感じた「命の尊さ」を経験し、重症心身障碍児という言葉を知り、支援者になろうと思ったと語っていました。

 

私は、先天性白内障という「障害当事者」であり、歩んでいた人生の中で、同じように困っている子どもたちの「力になりたい」という経験から、こどもたちの支援を中心とした作業療法士になろうと思いました。

 

私たちの語りの中で共通していることが

当事者経験

ということが大きいのではないかと思います。

 

大切な人との別れやハンディーを抱えた生活による、苦しさや辛さ、また喜びや尊さといった当事者経験をしてきたことで、

目の前の困っている方や社会で起きていることを自分事として捉える「当事者性」の視点を持てたことが原点なのかもしれないと私は振り返っています。

 

おわりに

 

今回のように、自分の原点とはなにか?を見つめ直すことで、これから先、進んで行くときの道しるべとなり後押しをしてくれる原動力になると感じました。

 

ぜひ、みなさんも

今取り組んでいること、これから挑戦したいことがあれば

「なんでこれをしたいのだろう?」

と、その原点を振り返ってみると進むべき道や力が湧いてくるかもしれません。

時間があれば振り返ってみてはいかがでしょうか?

 

人々, ビューア, エキシビション, フォトモンタージュ, 顔

 

それでは、また

 

ぶたさんOT