butasan-ot’s diary

当事者と作業療法(OT)の視点で少しでもお役に立てることを届けていきます。

2022年を振り返る

【2022年振り返り】

 

本年もお世話になりました。

最近はブログの更新がほとんど出来ていませんが、

年末恒例の2022年振り返りをしたいと思います。

 

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現職、小児部門に配属され2年目

今でも分からないことだらけではあるが自分なりに走り続けた年だった。

 

主なトピックスは

・医療的ケア児への支援に関する研修会開催(1月)

・職場内のリハ部研究発表会の運営が無事終わる(2月)

・県士会代議員へ(3月~)

・小児領域でのCCSによる実習生受け入れ(4~6月)

・CIMT, HABITチーム作り(4月~)

・湘南OTにて小児のMOHOに関する講師担当(4月)

Flex Controllerに関する共同研究の実施(5月~)

・OT-Exchange(オーストラリア)にて初の海外発表(6月)

・HABIT-ILEの導入開始(7月~)

・安定の臨床実習指導者講習会運営(8月 ※5月、12月もあり)

・OT学会にて小児の目標設定に関する研究発表(9月)→論文執筆中

・湘南OTメンター制度にてメンター担当(10月~)

・職場内研究発表会にて、他スタッフが報告したHABIT-ILEの実践が最優秀賞受賞(11月)

・平成セラピストの会方々との出会いにエンパワメント(12月)

 

なんかこまごまとしたものがありますが。まぁ1年はこんな感じですね。

 

その中でも

⓵ 学術活動(臨床、学会発表、科内のバックアップ)

→自身としては、初めて臨床疑問から研究を開始し、学会発表(論文化真っただ中)したことで多くの方々とディスカッションができ、今までの学会とは違う景色を見ることができました。これが研究かぁ、とド素人ながら研究の意義を感じられました。得意ではないですが、研究や論文執筆を継続していきたいと思います。

 また科内の学会発表数が過去最多だったようで、少しは科内の学術活動の促進に貢献できたかなと思っています(科内で7本の学会発表)

 これが、普段の臨床の見直しや臨床疑問の解決となり、こどもたち作業がより豊かになることに繋がると思いますので、個人だけではなく小児作業療法科としても継続していければと思います。

 

② Assistive Technologyのスキル向上(Flex Controller、視線入力、MOMOなど)

→正直、ここら辺の知識や技術は乏しく、苦手意識もありました。そんななkで現職場は科長中心に積極的に活用しています。また共同研究でもゲーミングの支援を行うにあたりスイッチ類やMOMOなどを活用することが多く、それらがこどもたちの作業を支援できる可能性を十分に秘めていることを体験できました。改めて作業療法士としてATの活用を推し進めていかないといけないと思い、研究も含め進めていきたいです。

 

③ 県士会活動等の発信力(ネットワークづくり、後方方法の見直し)

→昨今、オンライン化が急激に加速し、どこにいても多くの情報やコミュニティにアクセスできるようになりました。その中で、県士会等の活動をどう差別化していくか?発信していくか?重要になってきています(僕は県士会活動は地域にとって必要だと思っています)。

 活動目的の見直しから内容の解像度を上げるだけではなく、SNSを活用した発信方法やチラシの見せ方など広報戦略については今の時代、学ぶ必要が高いですね。広報を舐めたらいけませんね。

 

ざっとではありますが、こんな感じです。

 

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来年の目標

⓵ 認定OTの取得(事例登録の結果待ち)

② 論文2本アクセプト

③ 臨床実習体制の整備

④ 外来作業療法の適正化(必要な方へ必要な支援を)

CO-OPの導入

 

と「臨床」「研究」「教育」の3本柱で進んでいきたいと思います。

 

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とりあえず今年も

いろんな方々と出会い、繋がれた1年でした。

やはりオンラインだけではなくリアルにコミュニケーションを取れることのありがたみを感じました

何事にも感謝しつつ、来年も、原点を忘れずに臨床、研究、教育と見回りの皆様に着いて行けるように一つずつ丁寧に形にしていきたいと思います。

 

 

それでは、

本年もお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い致します。