butasan-ot’s diary

当事者と作業療法(OT)の視点で少しでもお役に立てることを届けていきます。

障がいを持ちながら就職する

またもや構成立てて書いてませんwww

個人的な思いをつらつらと

 

 

[目次:contents]

1、最近感じたこと

2、 悩ましい課題

3、どうしていくのがいいのか?

 

1、最近感じたこと

 

ハンディ(障がい)を抱えていると、いろいろて心配ごとはつきない。

 

初対面の状況で自分のことを理解してもらうには時間がかかる。

100%理解してもらえるとは思ってもいない。

ましてや、お互い違う世界観の中で生きているのだから理解してもらいにくいのも当たり前だろうとも思う。

 

そのような中で

就労に関する不安は大なり小なり発生する。

働いている時もそうだが、就職活動の時もその不安は大きい。

 

障害者雇用促進法というものがある。

事業主への義務や当事者の方への公的支援など法律で定められている。

 

主に

・事業主に対する雇用の義務や給付金制度

障がい者への職業リハビリテーションの実施

などがある。

 

2018年4月より、雇用率の引き上げがされており、見直しもなされている。

 

ただ、これだけで、解決しきれるものではないと個人的に思う。

会社は、本当にその方を会社な社会で活かしていこうとする姿勢があるのか?

当事者もどう活かしてもらうか?

会社と当事者の双方向の歩みよりが必要だと感じる。

 

障害者雇用促進法の概要についてはこちらを参照して欲しい。

障害者雇用対策 |厚生労働省

 

 

2、悩ましい課題

 

さて、こんな現状の中で視覚障害の当事者である僕は

自分の情報を適切に伝えないといけないことを十分に感じている。

 

でも、履歴書や言葉のみの情報では、相手に誤解や適切に捉えてもらえないかもしれない。

理解をしてもらえないかもしれない。

 

現に、自分のハンディを伝えたことで採用してもらえなかったという話も聞く。

自分も就職試験で落ちたことがあるが、それを理由にかは不明である。

(ただ単に、僕に能力がなかったんだろうけどwww)

 

にしても、やはり過去の負の経験からあんまり前向きに考えるのも難しいもの。

伝えたらそれだけで雇用してもらえないのでは?

余計な不安や心配が頭を駆け巡る。

 

求人に

「ハンディがある人も大歓迎」

「当事者さんも大活躍してます」

ぐらい出しておいてくれると安心なんだけどね。

欲張りっすかね?

 

まぁ、僕は人事とかに関わったことがないから、人事部や上層部のお考えなど分からないのだけど。

ただ、こちらも手持ちのカードを見せるからそちらも見せてよって思うんですよね。

 

はいwww

 

 

3、どうしていくのがいいのか?(個人的な意見です)

 

でも、まぁどんな人でも

「組織にとって貢献できる」

を、アピールするのは必要なんですよね。

 

ハンディがあるから、ダメです。

ではなく

・ハンディがあってもこんなこと出来ます!

・ハンディがあるからこんな視点を持ってます!

・ハンディがあってもこうやってカバーしてます!

 

ハンディがあるからこそという考え方で自分の自己価値を高めていくといいんですかね。

 

僕もそれはするようにしていて

目が悪い人でもこんなことで解決出来ることを身を持って知ってます。

その体験をしているからこそ伝えられるし、仕事に活かせます。

自分の生い立ちが仕事の原動力になっています。

などなど

 

病気や障害という視点ではなく

「どんな魅力・チカラ(技能)があるのか」

という「人」の強みを見ること

それに加え、どんな環境、やり方(作業)をすることでその魅力やチカラはより発揮(作業遂行)できるのか?

というメガネを通すことで、病気や障害があるから出来ないという偏見は少しでも解決できると、作業療法士として思います。

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綺麗事かもしれませんが…。

 

当事者の方々もきっといろいろ考えてます。

企業や組織の方々もぜひ、不安を煽るのではなく前向きに手を取りに来て欲しい。

 

きっと、表面では見えにくい個性という才能をもっています。

 

歩み寄ってください。

give & take

Win-Win

で行きましょう!

 

 

おわり

 

これは、根拠もへったくれもない

ただの一人の呟きなんですけどねwww

 

 

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観光特急しまかぜから見た伊勢の風景

 

 

それでは